それが、上越新幹線が開業し、新潟博覧会が開催され、更に58年夏から新潟・両津間に佐渡汽船最大のカーフェリーこさど丸(8000トン)が就航することになって、初めて「百万人観光客」という島民の永年の夢が実現しつつあるというわけだ。
それは、繰り返される佐渡発展の歴史の形でもある。
実際、この"国道350号"は、新潟・両津・佐和田・真野・小木を経て直江津にいたる佐渡交通の大動脈なのだ。
経済や文化も、金山で名高い相川を含めて、この道路沿いに発展してきたといってよい。
トラックもまた、この路線に沿って、それぞれの地に初登場の足跡を残している。
まず大正2年、両津にトラックが入った。
続いて小木町宿根木には同5年、相川町米郷には同7年、金井町には同14年、それぞれに中古トラックが初登場している。